不育症とは、妊娠はするけれど、流産・早産を繰り返して、
出産にたどり着けないことをいいます
不育症は、原因がわからないことも多くありますが、
主な原因として、以下のことが考えられています
染色体異常
内分泌機能不全
子宮奇形
免疫異常
不育症の中には、習慣性流産も含まれ、流産を3回以上繰り返す場合をいいます
ちなみに、30歳以下の女性の流産率は・・・
初回の流産率は10%
1回流産して、2回続けての流産は12%
2回流産後の、3回続けての流産率は23%
同じく、4回続けての流産率は45% ・・・・・・といわれています
一度流産したら、妊娠することが怖くなってしまう・・・ という患者さんの声も耳にします でも、誰にでも流産してしまう可能性はあるのです
そして、流産を繰り返す確率よりも、流産しない確率のほうが高いのです
楽観的に考えるなんて出来ないかもしれないけれど、
このデータをみて、妊娠への勇気を少しでも持ってもらえたら嬉しいです
しかし、3回流産を繰り返すと、続けて流産する確立がぐっと高くなります
ぜひ、検査を受けてみて下さい
次回は、ここ岡本クリニックでの不育症の検査について書きたいと思います
看護師 Kでした
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