今回は、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群/たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)について
お話したいと思います
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群/たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)
卵巣の膜が硬く、育った卵胞がうまく排卵できない症状です
自覚症状として、生理不順や、無月経といった月経異常があります。
また、無排卵周期であったり、
多毛・にきびといった男性化徴候が表れることもあります。
月経異常に加えて、
血液検査で、卵胞刺激ホルモン(FSH)は、正常値ですが、
黄体形成ホルモン(LH)値が高い値を示します。
男性ホルモンが高い値を示す場合もあります。
また、経膣超音波検査によって
多数の卵胞の嚢胞状変化(ネックレスサイン)
の症状を認めると、
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群/たのほうせいらんそうしょうこうぐん)と診断されます
排卵を刺激するホルモンを使うことで排卵を促しますが、
卵巣を刺激しすぎると、OHSS(卵巣過剰刺激症候群/らんそうかじょうしげきしょうこうぐん)の
危険性も伴います
また、卵巣を覆っている硬くなった膜をレーザーなどで焼く腹腔鏡下手術も有効ですが、
効果は1~2年程で失われてしまいます
自覚症状
生理不順
無月経
肥満気味
男性化
検査
血液検査
経膣超音波検査
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群/たのほうせいらんそうしょうこうぐん)について、
ちょっとわかってもらえたでしょうか
でした
コメント