岡本クリニック

人工授精って・・・！？

ここ岡本クリニックでは、人工授精は・・・

精液を洗浄・濃縮したものを、細いチューブで直接子宮内に注入します

メリットは・・・

精液を洗浄・濃縮することで、細菌や異物が取り除かれ、

　より運動率の良い精子を回収して使うことができます

精子を、チューブで子宮内に直接注入するので、

　精子と卵子が出会うまでの道のりをショートカットします

受精や着床は自然に任せるので、何となく受け入れやすいかもしれません

その他のポイントとしては・・・

精子の準備については、精液検査の注意事項と同じです

人工授精のタイミングは排卵の頃です

自然周期でも、排卵誘発剤を使った周期でもです

人工授精の妊娠率は、数％です

その中でも、精子の条件が少し悪い場合、性交障害がある場合、

子宮頚管粘液に問題がある場合などには、おすすめの治療方法です

ここ岡本クリニックのデーターを見ると、

２００６年から２００８年の２年間で、のべ件数あたりの妊娠率は、約８、５％です

患者さんあたりの妊娠率は、約２３、４％です

興味のある方は、お気軽に声をかけてくださいね

事前の準備や詳しい説明をさせていただきます

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　看護師　Ｋでした

排卵誘発剤って・・・！？

まず、排卵のしくみについて、少しご説明します

月経周期のはじめのころ、頭から卵巣に向けて、卵胞刺激ホルモンが出ます

卵巣は、卵胞刺激ホルモンで刺激されて、卵胞が育っていきます

卵胞は、発育していく過程で、エストロゲンを分泌します

　エストロゲンは、

  子宮頚官粘液を滑らかにして、精子が子宮の中に入りやすくしたり

  子宮内膜を厚くして、着床のための準備をしたりします

排卵の頃、頭から、黄体形成ホルモンが出ます

黄体形成ホルモンの作用により、排卵がおこります

　通常は、いちばん発育の良い卵胞がひとつ排卵します

排卵後の卵胞は黄体となり、プロゲステロンを分泌します

　プロゲステロンは、子宮内膜を着床しやすくしたり、

　基礎体温を上昇させたりします

さて、本題の排卵誘発剤ですが、わかりやすく単純に言うと・・・

経口薬は、の「頭」を刺激します

　それによって、卵胞刺激ホルモンの分泌が　　して、

　卵胞の発育も　　することをねらいます

注射薬は、やの「頭」から出る、

　卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンそのものです

　直接卵巣を刺激するので、経口薬よりも効果は　　と言われています

　しかし、効果には個人差があります

前置きのほうが長くなりましたが、今回はこのへんで・・・

それぞれの薬の種類や特徴は、また後日・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　                              　看護師　Ｋでした

当院のアロマオイルのご紹介④ゼラニウム

　最近、めっきり暑くなりましたが夏バテなどしていませんか？

インフルエンザも最近ニュースでは取り上げられなくなりましたが

感染者の拡大はあるようなので「手洗い、うがいの恒例」は必ずしましょうね

　さて、今日はゼラニウムのご紹介です。

ゼラニウムはフウロソウ科の植物で、葉っぱの部分からアロマオイルを抽出します。

香りは甘く、バラに似た香りがして当院でも人気の香りのひとつです。

その効能はホルモンのバランスを取ってくれるといわれていて、月経不順なスタッフが

「この香り嗅いだら生理きたわ～。」と言っていたのが印象的でした

・・・私のイメージでは確かに女性らしい香りです。他の精油とも相性が良く、何にでも

ブレンドできます。

　他の効能としては、「抗菌」ですね。

水虫にも良いとされていて、本にアロマ軟膏の作り方も書かれていました。

ただ、ひどいときは皮膚科で見てもらう方がいいと思います～。

　妊娠初期は使うのを避けてくださいね。嗅いだからって流産になったというデータは

ありませんが、使われる場合は６ヶ月以降からになさってくださいね。

不妊治療って・・・！？

基本的な不妊症の検査を受けて、何か原因が見つかれば

さらに進んだ検査や治療方法が決まっていきます

（それぞれの検査のページをご参照ください）

しかし、特に大きな原因が見当たらない場合も多くあります

そのような場合には・・・

まず、タイミング指導から始めていきます

　もちろん、お一人おひとりの患者さんの年齢や治療歴、

　ご希望に合わせていきますので、どんどんご相談ください

２・３周期から６周期タイミングを合わせても妊娠されなければ、

　排卵誘発剤を使っていくことをおすすめしています

　排卵誘発剤を使うことで、いくつかの卵胞が育ちます

　それらが競い合って発育していく中で、より良い卵胞が育つといわれています

　排卵誘発剤には、経口薬と注射薬があり、それぞれ何種類かあります

　ここ岡本クリニックでは、患者さんに合わせて使い分けています

　こちらも、２・３周期から６周期ずつくらい試して、

　ステップアップしていくことが一般的です

そんなこんなで、あっという間に時間は過ぎ去り

「治療を始めたらすぐに妊娠できると思っていたのに、

なかなか難しいんですね…」との声もよく耳にします

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　看護師　Ｋでした

タイミング指導って…!?

排卵日の頃に、性交渉をもつことを、

「タイミング」「タイミングを合わせる」と言います

そして、いつが排卵の頃なのかを特定するために診察を受けていただきます

具体的には、自分の排卵の頃よりも少し前から、

超音波や排卵検査薬でチェックしていきます

そして、排卵の頃には連日で性交渉をもって、排卵が確認できればＯＫです

以下、ちょっとしたポイントを書いていきます

診察を受けていても、何日の何時に排卵するかはわかりません

　だから、連日で性交渉をもつことをおすすめしています

連日で性交渉をもつと、

　精子の数が減ってしまうと心配される方も多くいらっしゃいます

　でも、精子が少なくなることよりも、卵子の寿命が短いことのほうが深刻です

　排卵日が分かれば、その頃に合わせてもらうしかないのです

自分で基礎体温表を見てタイミングを合わせるのとはどう違うのでしょう

　過去の基礎体温表を見せていただいて、

　自分でタイミングがしっかり合っていそうならば、

　このタイミング指導の期間を短くしたり、省略したりしています

　でも、排卵日が自分の思っている頃とは違った・・・と、

　ズレている方は結構多くいらっしゃいます

子宮卵管造影検査後、「自然でタイミングを合わせていきましょう」と

　声をかけさせていただくことがあります

　「自然で」は「自分で」ではなく、「排卵誘発剤を使うことなく」という意図なので

　診察には来てくださいね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　看護師　Ｋでした

子宝草日記⑤

先月と今月と子宝草のご希望があって、とっても喜んでいます。

今の子宝草のお母さんと子供たち、ほんとうにビックリするくらいの勢いで成長しています。

患者様からいただいてから半年、冬は元気がなく、正直どうしよう？と悩みました。

しかし、少しずつ暖かくなるにつれすごい成長で、毎日楽しいです。　

今現在の子供たちの数は、お母さんから離れて土に植えている子が６０個くらい、まだ小さくて根っこを出すのに水に浸かっている子が３０個以上、お母さんにまだくっついている子は無数にあります。　なので、まだまだ里親募集中です。

育て方は、いたって簡単です　　

①　小さいうちは、２～３日に１回鉢の底から水がたれてくるくらいまで少しずつお水　　　をあげてください。（いっぺんに沢山あげると子宝草が埋まってしまいます。）　　　大きくなったら、１週間に１回くらいOKです。　乾燥には強いので、少々お水ヤリを忘れても大丈夫です。

②　子宝草はが大好きです。明るいところに置いておくとグングン成長しますよ

③　話しかけてください。　「大きくなったね」とか「かわいいね」とか。毎日見てると自然と言葉がでてきますよ

以上のことを守っていれば誰でも簡単に育てることができます。

やってみようっていう方、看護師にお声をかけてください。　　　　　看護師　亀井

基礎体温表の見方って・・・！？

基礎体温、測ってみましたか

立派なグラフができていますか

もう、毎朝測らないと落ち着かない

さてさて、月経周期と自分の身体について気づいたことはありますか

生理前は、便秘になりやすいかな

生理前は、食欲が増すかな

生理前は、胸が張るかな

生理前は、イライラするかな

排卵の頃は、おりものが多くなるかな

排卵の頃は、お腹が張るかな

排卵の頃は、下腹部痛があるかな　・・・・・・

基礎体温は人それぞれで、個人差があります

また、同じ人でもストレスや健康状態によって大きく左右されます

長い目で、ありのままの自分の基礎体温表を見てください

正しい基礎体温なんてありません

以下、いろいろな基礎体温のパターンをご紹介します

理想的な基礎体温　　二相性

無排卵周期の基礎体温　　一相性

黄体機能不全　　低温期から高温期へダラダラ移行し、高温期が短い

妊娠　　高温期が３週間以上続く　

の方は、しばらくタイミングをしっかり合わせてみましょう

の方、月経異常が明らかな方は、早めの受診をお勧めします

最後に・・・受診されるときには、基礎体温表を必ずお持ち下さい

せっかく基礎体温をつけているのですから、見せて下さいね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　看護師　　Ｋでした

不妊治療を始めるには・・・！？

不妊治療を始める時に一番大切なことは、

ご夫婦の気持ちをひとつにすることだと思います

ご主人には黙って来院されている方ご主人が検査に協力的でない方

治療をすすめていく上で、ご主人の理解を得られない方・・・

ここ岡本クリニックでも、決して多くはありませんが、時々いらっしゃいます

私が知らないだけで、そういう方はもっといらっしゃるかもしれません

受診をしようかどうか悩んでいる方の中にも少なからずいらっしゃると思います

「妊娠できない・・・」「性交渉がない・・・」・・・・・・

なかなか他の人には相談しづらかったり

夫婦間でも話題にするのがタブーになっていたり

その話になるといつもケンカになってしまったり　・・・・・・

でも、ここはじっくり話し合ってほしいと思います

お互いの気持ちを伝え合ってください

それぞれ相手がどう考えているのかを知り、

何をどこまで歩み寄れるのか、何が譲れないのか・・・

もちろん、子どもがいないことを選ぶのも選択肢のひとつです

じっくり考えて、ご夫婦ともに納得のいく道を決めてください

でも、話し合いや決断をする際に、情報や知識がなくて、

何が何だかよくわからなくて・・・ということもありますよね

そんな時は、ぜひ一度ご相談にお越しください

お待ちしています

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　看護師　Kでした

精液検査の注意事項って・・・！？

精液検査・アクロビーズテストについては、培養室のページを見てください

詳しく説明されています

ここでは、精液検査の受けていただく際の注意事項について書いていきます

禁欲期間は２日間から７日間がいいらしいです

　精子は射精後２日から３日で元の数に戻るので、

　禁欲期間がないと検査結果に影響するかもしれません

　逆に、禁欲期間が長すぎると、運動率や奇形率が良くなかったり・・・

　せっかく受けられるのですから、どうぞお気をつけください

採精後は冷やさずお持ちください

　できるだけ、採精後１時間以内でお持ちください

　ここ岡本クリニックの採精室をご利用の場合は心配ありませんが、

　ご自宅で採精される場合には、精子にとっていい条件でお持ちください

　タオルで巻いて保温したり、冬季ならばカイロを蓋の上にのせたり・・・

　くれぐれもクーラーやヒーターの前に放置したりしないでください

これらの気遣いが結果にも影響を与えるようです

大切なお話でした

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　看護師　Ｋでした

子宝草日記④

だんだんと暑くなってきましたね　　私たちには辛い気候になってきましたが、子宝草にはもっとも快適な気候になってきました

子宝草は、熱帯地域で育った多肉植物なので日に日に元気に大きくなっています。

新しい葉が大きくなるたびに赤ちゃんもたくさん生まれています

そこで、今一度里親を募集します。（なるべく多くの方にお譲りしたいので、不妊治療を受けている方限定でお願いします。）

ちょうどいい気候になってきたので植物を育てたことのない方でも簡単に育てることが出来ると思います。

「欲しいけど、花を育てたことがないから不安・・・」って方は、ある程度育ててからお譲りします。

患者さまの希望の大きさでお譲りしますので、ご安心を・・・

ご希望の方は、小さな看護師亀井までお声をかけてください　

お待ちしてま～す