暑かった夏も終わり、「食欲の秋」ですね。そこで今回は、体重ネタを!
問診表には、必ず身長と体重を記入していただきます。BMIをみるわけですが、
開口一番「体重減らしましょう」と告げられたAさん。食事を見直して
運動すること!!と言われて、再び受診されたのは、半年以上経ってからの事でした。
その間必死のダイエット。「痩せないと治療してもらえないかと思った」って
いうくらいAさんの心に響き、なんと13㎏減量成功しての来院でした。
「これでちゃんと治療できる」と。
不妊治療のスタートラインに立ち、順調に検査を済ませて、早々と妊娠されました。
自分ではなかなか真剣にダイエットを始めても続けられなかったけど、
先生から妊娠するには体重をコントロールすることも大事といわれ頑張りました、と。
もうお一人、体重100㎏を軽く超えていたBさん。
体外受精目的で紹介されての治療開始でした。すぐに体外受精をなさいましたが、
結果は得られませんでした。
そこで発覚した糖尿病の治療を開始し、1年以上経過した頃だったでしょうか、
35㎏減量したうえで、再度体外受精に挑戦、妊娠なさいました。
今では糖尿病の検査は必須の検査ですが、もう十数年前の事でした。
糖の代謝は卵子の質にも影響し、体重のコントロールの大切さを身をもって
体験されました。
Bさん、「好きな洋服を選んで着られるようになってメッチャうれしい」と
話して下さり、近々ある男性歌手のライブに、好きな服を着ていくことができると、
満面の笑みで話して下さいました。そして、もしお腹の子が男の子であれば、
名前はその男性歌手の名前○○○にするのって話して下さいました。
無事男の子をご出産、お名前はもちろん○○○、
なんとも微笑ましいお手紙をいただきました。
私の中に鮮明に残るダイエット談のお二人です。
看護師Мでした。
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