卵巣から出るホルモンです
目安としては、排卵の頃に、いい大きさの卵胞ひとつ当たり、200前後の卵胞ホルモンが出ると考えられています
必要な患者さんには、排卵前に採血をさせていただいて、卵胞ホルモンを測定します。
卵胞ホルモン値が低すぎると、卵子の状態が良くないことが予測されます
また、月経中には卵巣に大きな卵胞がないことが多いのですが、時々、大きな卵胞が残っていることがあります。
そのような場合、排卵誘発剤をご希望の患者さんには卵胞ホルモン値の測定をさせていただきます。
卵胞ホルモン値が低ければ、その卵胞からホルモンは出ていないので、問題なく、排卵誘発剤を使えます。
卵胞ホルモン値が高ければ、前周期からの卵胞が残っていて、ホルモンバランスが崩れているので、排卵誘発剤は使わないことにしています。
自然に経過を見て、自然に排卵が起これば、もちろんタイミングをとっていただきます
しかし、ホルモンバランスが崩れているために、排卵がスムーズに起こってこない場合もあります。
経過を見ながら、どのようにしていくかを患者さんと相談して決めていきます。
看護師Kでした
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