前回は女性ホルモンの話をしましたが、
今回は女性ホルモンの中のエストロゲンの働きについて
エストロゲンには、エストロン(E1)、
エストラジオール(E2)、エストリオール(E3)の3種類があり、
中でも最も作用が強いのがエストラジオール(E2)です
このエストラジオール(E2)は、卵巣で卵胞発育とともに産生されるため
卵胞ホルモンとも呼ばれています
エストロゲンの働き
排卵期前にエストロゲンの分泌が減少することで
基礎体温が低温期に移行します
また、エストロゲンは女性生殖器以外にも
重要な役割を果たしています
肝臓に対して ・・・LDLコレステロールの低下
血管・血液に対して ・・・血管拡張作用
・・・抗動脈硬化作用
・・・凝固能亢進
骨に対して ・・・骨量の維持
・・・コラーゲンの合成促進
皮膚に対して ・・・皮脂腺の分泌抑制
・・・コラーゲンの合成促進
更年期以降ではエストロゲンの分泌が低下するため、
更年期障害の症状となる、
骨粗鬆症や高脂血症のリスクが高まります
でした
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