前回に引き続き、卵巣因子の説明です
卵巣のホルモンは、脳とも密接に関わっています
まずは、聞きなれないプロラクチン(PRL)というホルモンの働きについて
++++++プロラクチン(PRL)の働き++++++++++++++++++++++++++
脳の下垂体というところから、授乳中に主に分泌され、
生理を止めたり、母乳を出したりするホルモン
―――――乳汁分泌・性腺抑制作用
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高プロラクチン血症
高プロラクチン血症とは、授乳中でないのに、
プロラクチン(PRL)の分泌が過剰となる状態です
自覚症状として、無月経や不妊・乳汁漏出の他に
原因によっては、頭痛や、視野障害がみられることもあります
血液検査によって、プロラクチン(PRL)の上昇が認められたとき、
高プロラクチン血症と診断されます
高プロラクチン血症と診断されると、以下のチェックを行い原因を特定します。
●服用中の薬剤のチェック
●甲状腺機能検査
●頭部MRI
治療は主に、薬物療法ですが、手術が必要な場合もあります。
自覚症状
乳汁がでる
胸が張る
無月経
不妊
ときに頭痛・視野障害
検査
血液検査
高プロラクチン血症について書きましたが、なんとなくイメージできたでしょうか
まだまだ卵巣因子の説明は続きます
でした
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