しばらく間があいてしまいましたが、今回は無精子症についてお話したいと思います
無精子症とは、読んで字の如く、射出精液の中に精子が全く出てこない症状です
なので、自然に妊娠する可能性は極めて低くなります
まれに、治療により改善することもありますが、ほとんどの場合、
精巣から直接精子を採取する手術(TESE)が必要になります
当クリニックでは1994年から無精子症に取り組んできました
『不妊の原因~男性編②』のグラフより、初めて男性外来を受診された方のうち、
約20%の方が無精子症と診断されています
そして、右のグラフは当クリニックの
TESEにおける精子の有無を示しています
約60%の人は精子が見つかりましたが、
約40%の人は精子が見つかっていません
TESEをすればみんな精子が見つかるというものでもないのです
これから少しずつですが、詳しく説明していきたいと思います
でした
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