下垂体から分泌されるホルモンで、卵巣へ働きかけて卵胞を発育させるホルモンです
卵巣機能が低下している場合、FSHが高値になります
FSHが出て、卵巣に働きかけているのに、卵巣が反応してくれないから、「あれっ?まだ足りない?」と、FSHをもっともっと分泌するっていう仕組みでしょうか・・・
ちなみに、経口薬の排卵誘発剤は、このFSHではありません。
FSHが分泌される下垂体よりも上の部分(視床下部)を刺激して、視床下部から下垂体にFSHを分泌させるように命令を出すようにする・・・ややこしいけれど、間接的な、より自然に近いような排卵誘発方法です
注射薬の排卵誘発剤の成分には、FSHが含まれています。
FSHだけが含まれる種類と、FSHとLHが混ざっている種類とがあります。
患者さんの卵巣機能に合わせて、医師が選択して使っていきます。
注射でホルモンを足してあげて、卵巣により刺激を与えて、卵胞の発育を促すということです
患者さんの元々の卵巣機能の関係もあって、常に排卵がキレイに起こるわけではありませんが、自然周期の次のステップとして排卵誘発剤があります。
看護師Kでした
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