AMH(抗ミュラー管ホルモン/Anti-Mullerian hormone)とは
発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンで、
卵巣年齢が何歳ぐらいか推定することができます
ホルモンの値が低値であると卵巣年齢が高い
つまり卵巣の老化が進んでいる事を示しています
AMH低値であるということは、
卵巣予備能力が低くなっていることを示しており、
卵巣刺激をしても反応しにくくなるため、
早めのステップアップをお勧めしています
当院での検査対象
血中FSH値が高値である
早発卵巣機能不全の可能性がある
子宮内膜症・子宮筋腫あるいは、子宮・卵巣・卵管の手術の既往歴がある
クラミジア感染症の既往歴や虫垂炎など卵巣周囲に癒着の可能性がある
体外受精あるいは顕微授精を予定している
不妊治療を受けたが妊娠に至らなかった
費用8,400円(税込み)
体外受精の場合はAMH低値であると
採取できる卵子の数が少なくなります
AMH高値であると卵巣過剰刺激症候群になる可能性が高く、
卵巣刺激法の選択の手段としても用いられます
AMHの値は25~30歳をピークに年齢とともに減少していきます
しかし、実際の年齢が若くても卵巣年齢が高ければ、
自然排卵が起こりにくく、妊娠の機会が減ってしまいます
でした
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