不妊治療は、
患者さんが妊娠され、無事に出産されるまでを考えてすすめていきます
妊娠だけしたら、あとは知らん顔なんてできません
そこで、ここ岡本クリニックでも、不育症の検査を行っています
前回、不育症の原因として考えられていることを4つ、ご紹介しました
今回はそれぞれに対して、
ここ岡本クリニックではどのような検査をしているのか
問題が見つかった場合にはどのように対応しているのかを書いていきます
染色体異常
ご夫婦の既往歴などを考慮して、ご希望の方に血液検査をしています
もし、異常がみつかっても治療方法がありません
しかし、染色体異常があるからといって
毎回流産するというわけではないようです
内分泌機能不全
最初の血液検査で、
皆さんに、甲状腺機能等を調べるためのホルモン値を血液検査しています
異常がみつかれば、専門の内科を受診していただきます
また、必要に応じて、排卵後のプロゲステロン補充療法を行っています
子宮奇形
超音波検査や子宮卵管造影検査を行っています
子宮筋腫や内膜ポリープなどある患者さんで必要な方には
子宮鏡や腹腔鏡の説明や病院の紹介をしています
免疫異常
最初の血液検査で、皆さんに、自己抗体の項目の血液検査をしています
また、体外精受を考えていらっしゃる患者さんや不育症検査ご希望の方には
抗リン脂質抗体を調べる血液検査も行っています
もし、異常がみつかれば、専門の内科の先生にご紹介しています
看護師 Kでした
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