ではでは、今回は特別に『卵管』を輪切りにしてお見せ致しましょう
卵管膨大部は卵管全長の約2/3で、精子と卵子の受精の場でもあります
しかし、管の内側が特に入り組んでいるため
子宮外妊娠がよく起こる場所と言われています
卵管峡部は細く、子宮にむかって2~3cm、ほぼまっ直になっています
卵管の出口(子宮の入口=間質部)は最も狭い部分なので精子にとっての難所とも言えます
また、卵管内部は毛のようなものがあり、その毛の動きによって
卵管分泌液は子宮の方へと流れていきます
実は、この毛の動きは約800~1200拍/分の速さで動いていますが卵胞期~排卵期~黄体期でそれぞれで違うんです
しかも、この分泌液にはアミノ酸、乳酸、糖が含まれているので卵や精子は栄養をもらいながら卵管を流れているんです
この流れにのって受精卵は受精後5.5日かけて、卵管を通って子宮までやってきます
卵の通り道『卵管』は、ただの”管”ではなく、
栄養を供給したり、卵を運んだり、受精の場を提供したり…
重要な器官だということわかっていただけたでしょうか
でした
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